OmniFocusにピッタリのSSL WebDAVサービス「SwissDisk」

SwissDiskは50MBまで使用無料のストレージサービス。これだけだとDropboxなどに見劣りしますが、SSLで暗号化されたセキュアなWebDAV機能も提供しているところが特徴。
大変ニッチな話題で恐縮なのですが、ライフハック系のMac/iPhone/iPad用アプリで「OmniFocus」というのがあります。このアプリ、マシン間のデータ同期にいくつかの方法があるのですが、WebDAVサーバにデータをおいて同期するのが経験上一番安定しています。Macをサーバにしても良いのですが、スリープしていると同期できなかったりするのでちょっと不便。
そんな時にSwissDisk。SSLで安全にデータのやりとりができます。OmniFocusのデータだけなら50MBあれば十分。レスポンスも悪くなく、最高の組み合わせだと思います。

「OmniFocus使ってるけどデータ同期がいまいち…」という方はぜひお試しを。

SwissDisk

Googleグループで情シス部屋作りました。

これは情シス(情報システム管理者)の皆さん、およびその生態に興味がある方向けのグループです。
当面は過去ログ収集が主目的ですが、いずれは情シスに関する情報交換や議論ができるようになればと思っています。システム運用する側される側、気づいた事や疑問に思った事など、積極的に投稿してみましょう!

実際のところ、私自身が情シスでなくなっているので、主導権を現役の方に渡したいというのが狙いだったりします。興味ある方はご連絡を。オーナー権お譲りします。

「ヨハネ受難曲」を聴いてきた

マタイじゃないよ。ヨハネだよ。
パンフレット&チケット

13:30

神奈川県立音楽堂にて、当日券購入。7列25番をチョイス。開場まで暇なのでチラシに一通り目を通す。要らないのを捨てる。2枚保留。荷物を無料ロッカーに預ける。

14:00

開場。座席チョイス大正解、かなり良い位置。但し古いホールなので椅子が狭い狭い。荷物を預けたのも大正解。ステージには、鮮やかな紅の「ラウテンクラヴィーア(リュートチェンバロ)」が中央に鎮座。
ラウテンクラヴィーア
脇に配置されたチェロ、コンバスが対象的に古めかしくて渋い。
舞台全体

14:15

プレトーク開始。ヨハネ受難曲について。成り立ち、構成など。マタイとは一味違うらしい。あとリュートチェンバロについて。ガット弦が張られた特殊なチェンバロで、日本に2台しかないらしい。ソロパートが少し弾かれたが、期待してたよりも割と金属的でちょっと残念だったり。

15:00

開演。指揮者兼リュートチェンバロの渡邊氏、立ったり座ったり忙しいこと。タイミング間違えやしないかとヒヤヒヤする。
リコーダー?がのっぺりしててなんかヤだった。

16:00

休憩を挟んで第2部。エヴァンジェリスト(福音史家)役のエルウィス氏が座っている時、靴下が緩んでスネが見えちゃってることに気付く。立ち姿はビシッと決まっているだけに、面白過ぎた。

17:30

終演。正直長くてキツかった。コラールは美しかったので、今度CD借りようと思う。

雑感

ヨハネ受難曲」におけるイエスの最期が、映画「ラストサムライ」における勝元盛次(渡辺謙)の最期に似ているように思えた。

  • エス「成し遂げられた!」ガクッ → 使徒「おお主よ!」
  • 勝元「完璧だ!」ガクッ → 兵隊(無言で土下座)

本懐を遂げて死んだ武士は神格化される。死んだ瞬間、イエスと勝元は同格となる。そう考えれば「ラストサムライ」は武士道の西洋人による純粋な体現ではなかったとも考えられる。かな?かな?

というわけで武士道や聖書をもっとよく知りたくなった。

梯剛之 ピアノ・リサイタル@東京オペラシティ

今回はアンコールを聴かずにホールを抜け出した。

彼の剛音は相変わらず流石なのだが、何か違和感を感じた。打鍵後の響きがどうも宜しくない。決して間違えてるわけではないのだが、何か後味の悪い発音で、耳障りに感じた。しまいには頭痛がしてきたので早めに退場してきた次第。

会場が

  • 空調寒い
  • 客入り悪い
  • 3階席だと音響悪い

のも気になった。特に空調。風邪ひきそうだった。頭痛はこっちが原因かも。

正直、有意義な2時間とは言えなかった。彼のリサイタル、今後はどうしようかな…

なおこれは3階席にいた私個人の感想。他の人のレビューを読みたい。


犬の散歩について。

面倒臭そうに引っ張り歩く人ばかりだけど、人生損してると思う。無駄な時間に思うんだろうが、フラフラ歩く犬を観察してるとすごく面白くて飽きない。犬の気の向くままに歩かせる。何を嗅ぎつけるのか、何を聞きつけるのか。犬の鼻と耳に注目する。
犬の散歩で一番楽しいのは近所の公園に行く時。まず外周をくまなく嗅ぎ回る。常連の犬は元気か、新入りはいないか、面白いものは落ちていないか。一通り嗅ぎ終えると一転、じっと動かなくなる。よく見ると鼻をピクピクさせてる。風の便りを読んでいる。
犬の散歩というのは、いわばニュース漁りなのだろう。匂いが情報。鼻をアンテナにして、風に乗ってくる匂い、電信柱や木の幹に積み重なる匂い、草花の匂いから情報を収集する。暇な飼犬にとって最大の娯楽。
飼い主の事情(時間がない、面倒臭い)で散歩をおざなりにされては、犬は内心、不満たらたら。 犬には自由に散歩する権利がある! 飼い主が手を出すのは危険や迷惑となる場合のみ。時間はかかるけど、きっとお互い楽しくなる。

桂歌丸独演会を見物してきた

独演会パンフレット
先日、桂歌丸師匠の独演会を見物してきました。肺炎を患ったことが報じられ、どうなることかとドキドキしてましたが、無事開催の運びに。人生初の落語見物でした。

会場

頂いた演目パンフを開くと、弟子の翔丸、歌助の出番もありました。これは歌丸師匠の体調を考慮した「独演会」からの変更だったのかも?
周りを見渡すと、老若男女で大入り満員でした。

開幕

歌丸師匠登場。
「先程楽屋裏で『笑点は生放送なんですか?』と質問されたのですが、だったら今、私がここに居られる筈ないですねw」といった笑い話など。

演目

  • 「牛ほめ」 by 桂 翔丸
  • 「火焔太鼓」 by 桂 歌丸
  • 〜仲入り〜
  • 「都々逸親子」 by 桂 歌助
  • 「真景累賀ヶ淵」より豊志賀の死 by 桂 歌丸

豊志賀の死

始まった途端、隣の若い兄ちゃんが正座して聴き始めた。
やはり歌丸師匠は女の演り方が上手い。というか声質に合っている。咳はしていたけど、苦しそうな素振りはなかった。
しかし…冒頭挨拶の笑い話は、この怪談話への伏線だったのかも。だとしたら歌丸師匠、おそろしい人…!

以上

上演後に掲載された演目詳細
満足点としては

  • 歌丸師匠の生存を肉眼で確認
  • 初の生落語を堪能できた。怪談話は圧巻
  • 落語の舞を初めて見た
  • 聴衆の様子が面白かった(クラシック演奏会などと違い、リラックスした雰囲気。咳やクシャミはし放題。面白ければ笑い、注目の題目は正座して聞き、つまらなければ寝る!)

不満点としては

  • 音響か空調か分からないが、変な高音が始終右の方から聞こえていた

といったところでしょうか。

アンケートには「次は六代目円楽を聴きたい」と書きましたが、それより林家木久扇の本気が見てみたい気もします(笑)。
会場の関内ホールさん、また機会がありましたら、是非よろしくお願いします。ありがとうございました。

P.S.

Google検索で「桂歌丸」と入力すると「桂歌丸 死去」がサジェストされるのはどういうことなの…w