桂歌丸独演会を見物してきた

独演会パンフレット
先日、桂歌丸師匠の独演会を見物してきました。肺炎を患ったことが報じられ、どうなることかとドキドキしてましたが、無事開催の運びに。人生初の落語見物でした。

会場

頂いた演目パンフを開くと、弟子の翔丸、歌助の出番もありました。これは歌丸師匠の体調を考慮した「独演会」からの変更だったのかも?
周りを見渡すと、老若男女で大入り満員でした。

開幕

歌丸師匠登場。
「先程楽屋裏で『笑点は生放送なんですか?』と質問されたのですが、だったら今、私がここに居られる筈ないですねw」といった笑い話など。

演目

  • 「牛ほめ」 by 桂 翔丸
  • 「火焔太鼓」 by 桂 歌丸
  • 〜仲入り〜
  • 「都々逸親子」 by 桂 歌助
  • 「真景累賀ヶ淵」より豊志賀の死 by 桂 歌丸

豊志賀の死

始まった途端、隣の若い兄ちゃんが正座して聴き始めた。
やはり歌丸師匠は女の演り方が上手い。というか声質に合っている。咳はしていたけど、苦しそうな素振りはなかった。
しかし…冒頭挨拶の笑い話は、この怪談話への伏線だったのかも。だとしたら歌丸師匠、おそろしい人…!

以上

上演後に掲載された演目詳細
満足点としては

  • 歌丸師匠の生存を肉眼で確認
  • 初の生落語を堪能できた。怪談話は圧巻
  • 落語の舞を初めて見た
  • 聴衆の様子が面白かった(クラシック演奏会などと違い、リラックスした雰囲気。咳やクシャミはし放題。面白ければ笑い、注目の題目は正座して聞き、つまらなければ寝る!)

不満点としては

  • 音響か空調か分からないが、変な高音が始終右の方から聞こえていた

といったところでしょうか。

アンケートには「次は六代目円楽を聴きたい」と書きましたが、それより林家木久扇の本気が見てみたい気もします(笑)。
会場の関内ホールさん、また機会がありましたら、是非よろしくお願いします。ありがとうございました。

P.S.

Google検索で「桂歌丸」と入力すると「桂歌丸 死去」がサジェストされるのはどういうことなの…w